東京私塾協同組合主催(声の教育社・朝日学生新聞社後援)「親と子の『私立・都立中学高校受験相談会』2021」が、10月3日(日)に、新宿「新宿住友ホール」にて開催されました。今年で17回目を迎えるこの「相談会」ですが、今年はコロナ禍ということで、初めての予約定員制での実施でした。緊急事態宣言が解除され、イベントの定員も緩和されたとはいえ、子供たちにも感染が広がってきている状況にも拘らずまだワクチン接種が行き届いていない現状を鑑み、会場はエントランスや廊下を含めると1200~1300名の定員に対して、スタッフ、学校の先生含め約600~700名以内に抑える配慮で臨みました。新宿では、3年振りとなるなりましたが、3年前の「エルタワー」での相談会では、一度に6,000名を超える来場者でしたので十分な余裕をもっての実施となりました。予想していた通り、予約は予約開始1時間で全ての回が埋まってしまい、定員の倍を超えるキャンセル待ち登録もあり、最終的に約950組1700名の方を迎え入れることができました。そして、多くの入場者にも拘らず、会場内は整然と落ち着いた雰囲気での相談会となりました。ご協力頂きました来場者の皆さん、学校の先生方、そして何より東京私塾協同組合加盟塾のスタッフの皆さん本当にありがとうございました。
今年の相談会は、どこもいっぱいで参加したい方がいつにも増していると聞いておりましたが、本当に多くの皆さんが望まれていることを実感いたしました。昨年の、多くの回でのオンライン説明会・相談会では、十分な話が聞けなかったり、実感がわかず、本当にどこを受験したら良いかわからず、受験生も中学校の先生も苦労されたことを思うと今年のこの状況も頷けます。今後、まだまだコロナ禍は続きます。子供たちのために、私たち大人ができることをできるだしてあげることが大切と考えております。東京私塾協同組合では、恒例の「都立・私立推薦入試対策 作文・小論文練習会」や、支部主催の「相談会」、「オンライン何でも相談」、またメールでの学校情報の提供など子供たちにできることをやっていきたいと思っております。
最後に、重ねて今回の相談会にご協力頂きました各方面の皆様、本当にありがとうございました。